仕事での一幕。

KPTを使ったふりかえりで、チームの新入りから「JavaScriptが弱い」というProblemがでて、それに対して「JavaScriptの勉強会をやる」というTryがでた。 これ自体は普通のことなんだけど、その時の反応から「教えてもらえるなら、勉強しようかな」っていう受け身な印象を受けた。

わからないこと/できないことがあるのは当たり前で、それは普通のことなんだけど、それに対して時間は有限で、すべてをマスターすることはできない。 だから「JSは一切やらない、その代わりRubyは任せろ!!」っていうのでもOKだと思ってる。これもチームへ貢献する方法としてアリ。

何かを学ぶっていうのはRPGみたいなもので、レベルUPで得たポイントをパラメータに割り振っていく必要がある。 適当にパラメータを割り振っていくと、ちぐはぐなステータスが出来上がって、使いどころのないキャラクターになってしまう。 このとき、自分がどういうキャリアを進みたいかわかっていると、どういうパラメータに割り振るべきかが決められる。

だから、”何”を”どう”教えるかも重要だけど、彼らにキャリア観を描いてもらうことと、それを支援することが重要だなと思った、という話。

人を育てるのは難しい。自分もおじさんになったなぁ。。

メンバーの才能を開花させる技法